今月よく聴いた音楽・1月

あけましておめでとうございます。
去年、半期ベストや年間ベストを毎回直前に一から考えるのが大変だったので、今年から毎月その月によく聴いていた音楽を新譜と旧譜に分けてまとめることにしました。

実際のところは、普段本当に決まったアルバムばかりしか再生しない人間なので、これ書く口実にライブラリに入れて放置してたアルバムちゃんと聴こう、って魂胆です

こいつこんなのも聴いてなかったのかよと思っても生暖かい目でスルーしてください

新譜の基準ですが、2021年にリリースされた作品はいつ紹介しても新譜ってことにさせてください……(適当)

あ、このテーマの記事では紹介するものを基本的にすべてアルバム名で表記することにします

 

新譜

 

イドラホリック - Payrin's 

イドラホリック

イドラホリック

  • Payrin's
  • J-Pop
  • ¥255

新体制初の音源!

「4つ打ちで速けりゃいいのか!」「速けりゃいいんだよ……」って愚地独歩も言ってました

2番のAメロやBメロが1番とは変わって、さらにラスサビの後にまたそのフレーズに戻ってくるみたいなやつ、大好きです(灼熱とアイスクリーム等)

良くも悪くも前体制より毒気の薄れた感じがありますが、でもみんないい声ですね

ライブではバチバチに硬派なぺいりんず、桜木もち子の佇まいがマジでかっけーです。

しかしギターの音良いな……

 

旧譜

 

Oracular Spectacular - MGMT (2009) 

去年あたりからじわじわと再生することが増えてきました。

耳馴染みの良い洒落たサイケ。

涼しげな音で、街中で聴くのにぴったりです。

"Pieces of What" が一番好き。

 

Heaven To A Toutured Mind - Yves Tumor (2020) 

Romanticist

Romanticist

数年前に照井順政氏が何かのインタビューで名前を挙げていて知りました。

以降『Safe In The Hands Of Love』をたまに聴いていたんですが、なんか気づいたら新作出てたので今きいてます

ややエレクトロな印象の強い前作に比べたらなんかすっごいオルタナって感じの音ですね、

一瞬あれ、ポップなのかな?とも思いましたが気のせいでした。いかがわしすぎです

エレガントかつカオティック、それでいて拭いきれない怪しさ……いや〜オリジナルだ

"Kerosene!", "Romanticist" が特に好き。

 

some kind of piece - Ólafur Arnalds (2020) 

New Grass

New Grass

  • オーラヴル・アルナルズ
  • クラシック・クロスオーバー
  • ¥255

これも確か照井リコメンドです(もしかしたら石濱翔氏かもしれない)。

知ったときから『re:member』をたまに聴いたりしていたんですが、これも気づいたら新作出てたのでライブラリに投入。

騙されたと思って冒頭10分流してみてください、なんか超いいです

これ書くために少し調べていたらアイスランドの方と知り妙に納得してしまいました。

アイスランドへのステレオタイプなイメージではありますが、ビョークシガーロスみたいな、ホワイトアウト一歩手前のような朦朧としたサウンド……たまりません

まどか☆マギカのサントラ好きな人なんかは、意外と好きかも。生理食塩水みたいな音。

冬はこういうのがいい……。

そんな長いアルバムでもないので、これはぜひ通し聴きしてほしいです。

 

Bend The Rules - Anomalie & Chromeo (2020) 

Champ De Mars

Champ De Mars

  • Anomalie & Chromeo
  • エレクトロニック
  • ¥255

アノマリーちゃんまで新作が!

今回のEPはChromeoとの共作ということで、ボーカルが立っててかなり良い感じです。

いや〜大好きだこれ。インストの曲より聴いてしまうかも

Anomalie、どうやって作ってんだ……?って曲に、どうやって弾いてんの……???って演奏してくるので笑ってしまいます

 

no bias - ユレルランドスケープ (2020)

リーガルハイ

リーガルハイ

今回の目玉。これだけでも聴いてほしいです

去年のうちに知ってたら半期ベスト入り確実でした。

いや、これ絶対来るでしょ!

同時リリースのEP 『lullaby love』は、めっちゃいいけどAORの味しかしないな〜……って感じでしたが、こっちはアイドルポップスとしてライブで聴きたい感じちゃんとします。

『lullaby love』に比べて曲のテンポが早かったり演奏の手数が多かったり、聴かせるEPだった 『lullaby love』よりは現場に来い!という意思を強く感じます。

上に貼った "リーガルハイ" もいいけど、"さよなら、春" のシリアスに始まって緊張感を高めていき、サビで一気にゆったりとメロウに化ける感じ、最高……

こんなこと言いつつ、個人的には『lullaby love』の "憂鬱な街の奇跡" とか "ミッドナイトシティ" とかド好みなんですけどね。

音源の楽器の音も『lullaby love』のほうがいい気がします。

結論:どっちもいい

 

Beyond The Blue - ヤなことそっとミュート (2020)

オッド・ランド・オード

オッド・ランド・オード

  • ヤなことそっとミュート
  • ロック
  • ¥255

メジャー行っても丸くなったりしてない!

ストレートに格好いいアルバムです。

わかりやすいんだけどダサくない、それをアルバム通してずっと、ってなかなか難しいことだと思います。

その意味でMuseの『Absolution』なんかに近い印象を受けました。

曲順も、アルバムとしての統一感というか緊張感が保たれていてよく考えられているなあという印象。

Re-vocal Editionの初期曲、なでしこさんの声がぶっとくてたまりません。

本当に粒揃いのアルバムだけど、飛び抜けて良いのは "オッド・ランド・オード" かな。

きっとみんな思ってそうだけどオサカナファンには刺さるジャケ写よね、これ

 

深夜。あなたは今日を振り返り、また新しい朝だね。 - Kaede (2019)

クラウドナイン

クラウドナイン

  • Kaede
  • J-Pop
  • ¥255

え、いつからサブスク出てました??

これ嫌いな人いないでしょ。センチメンタルで美しいポップス。

月並みに "クラウドナイン" をおすすめしつつの全曲必聴で。

 

秋の惑星、ハートはナイトブルー。 - Kaede (2020)

さよならはハート仕掛け

さよならはハート仕掛け

  • Kaede, Lamp & ウワノソラ
  • J-Pop
  • ¥255

さっきこれだけでも、って言ったのやっぱナシで!

またKaede?って、いやだってLampの染谷大陽プロデュースなんだもん……

記事には載せてませんでしたが(候補にはしてた)、去年Lamp結構聴いてたんですよね。大好きです

しかもなんとこれ染谷大陽だけじゃなくウワノソラ角谷博栄との共同プロデュースです(M4, M6は角谷作曲)

染谷氏はさっき挙げた『深夜、あなたは〜』に "あなたは遠く" を、角谷氏はNegiccoの『ティー・フォー・スリー』に "土曜の夜は" を楽曲提供してたので、その繋がりみたいです(ティー・フォー・スリー、やばすぎ……)

楽器、コーラス、メロ、何をとっても洒落ててどこか切ない、お手上げです。良すぎる。

いやもう去年のうちに聴いとけよ、って話ですね

完全全曲必聴年間ベスト級です

 

Step by Step - サンダルテレフォン (2020)

ワンダーランド

ワンダーランド

  • サンダルテレフォン
  • J-Pop
  • ¥255

界隈大注目のサンダルテレフォン、一応チェックしてます

個人的にはもっと尖ってくれても・・・って感じなんですが、 "ワンダーランド" と "Shape the Future" の2曲はかなり好みです。

地味にインスト盤出してるのえらすぎ。

 

おわりに

やっぱり旧譜ばっかでした。すいません!

はい、こんな感じで毎回10枚は超えないような感じで書いてきたいと思ってます。むしろ10枚も書くのに必死だけど

🍎🎶ですが、一応紹介楽曲のプレイリストつくりましたのでよろしければ